- アルバイトのやる気がない
- 職場環境がよくない
- どうしたら改善できるかわからない
- アルバイトもすぐに辞めてしまう
- 悩みや費用は増えるが業務は減らない。
簡略的な結論:改善策は環境を制すこと!台風の目となり動き、全員の向きを合わせましょう
アルバイトが動かない・アルバイトがすぐ辞める・アルバイトの態度が悪い
なんだ、この3原則って感じに多くの店長さんが、同じようにスタッフ問題をかかえています。
実際に、僕も同じでした。暗黒の時間(=負のサイクル)を過ごしていました。
悪化していくと
お客さんを怒らしてしまうだけに飽き足らず、身内すらも不快な思いをする。
といった2次、3次災害が起きてしまう。
そもそもやる気に対しての抽象的な雰囲気しか理解していなかった僕は、改善のための取り組み方も知らぬまま、すぐに辞めていくのもスタッフ個人の力量の問題とばかり考えていました。
今回の記事では「それでも見違えるほどに環境は変わり、アルバイトへの信頼も増し、さらには僕自身の業務も奪うほどの、最強アルバイト達になりました。」って内容をお話しようと思います。
この記事を書いた人
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アルバイトが辞める理由はなんだ!?
エン・ジャパンが運営するアルバイト情報サイトにて集められた情報によると、「人間関係」「給与の低さ」「理不尽に怒られた」がアルバイト・仕事を辞めたいと思った理由トップ3との結果になられたそうです。✓出典:エン・ジャパン
調査結果と僕個人の体験談か鑑みるに、主な退職理由を洗い出してみました。
- やる気がでない(モチベーションが低い・意欲はあるがマッチしていない)
- 時給が安い
- 職場の雰囲気がマッチしていない(楽しくない・向いていないと思っている)
- シフトを入れてもらえない
- あなたが嫌われている(職場に嫌いなひとがいる)
- 学業が忙しい
- プライベートを優先したい
ざっと、こんな感じでしょうか。さてこれらを見て、どう思いますか?
1~4は意図的に働き掛けで変えられる項目で、
6~7は相手の問題なので変えるのは難しいと思われます。
(5は中性的な問題なので割愛します)
一つ一つ分解して考えて解決していきましょう。
それが遠回りにも見えますが、近道です。
1.やる気がない
「やる気がでない(モチベーションが低い・意欲はあるがマッチしていない)」は抽象的な表現になるので、イマイチ理解の難しい項目になりますね。
なぜやる気がないのでしょうか?
人により様々な度合いですし、それを図る尺度も様々です。
でもモチベーションを上げる事はできます!
簡単に言うと好きにさせる。です。
働くイメージがないんです。
そのイメージを明確にしてあげ、それに伴う行動を起こしたときに、褒めてあげる。感謝を伝える。
行動に対して感謝と賞賛を伝える。(=できれば、他スタッフの前で)
ようは、承認欲求を満たしていくことです!
別記事でやる気上げ方をわかりやすくまとめています。まだ読んでない方はぜひ読んでみてください。
2.時給が安い
やめる理由にあげられた「時給が安い」には、2つの意味があります。
2-1.相場帯よりも低賃金だ
これは、時代の環境に左右される事にはなりますが、もしそうならばすぐに変更すべきです。
今いるスタッフの不満になるほか、これから雇い入れるであろう未来のスタッフの公募にも影響をきたします。
新規募集時に応募数の分母が競合にばかりあつまって、良い人材にめぐり合える機会が減ってしまいます。その上、競合のマンパワーが高まり、フンダリケッタリに。
2-2.自己肯定により自分で時給額を定義してしまっている
- 俺はこんなにもできるのに
- あいつよりここは完璧なのに
- 私はあの子より長い期間はたらいているのに …などなど
人間、比較して物事を考える傾向にあり、自己肯定感・承認欲がこうさせてしまいます。
そうなってしまうのも、基準値があいまいだからです。
その基準値を明確化し、数値化することで、曖昧さを解消できます。
2-1:地域の相場帯には即刻合わすべき
2-2:時給に対する基準値を設け、提示する
人事考課制度のようなもんですよね。
ここに実際、僕が使用してきた評価シートのExcelを参考までにのせておきます。ご自由にご利用ください。
3.職場の雰囲気がマッチしていない(楽しくない)
人それぞれ個性があり、キャラも様々です。
その個性をまとめ上げるのが店長の仕事といっても過言ではないと思います。
ようは、その個性を活かしてあげれる環境かということに尽きると思います。
チームを作り上げるうえで環境整備は重要な項目です。
何をもって「楽しい職場」となるのか
それは、様々な個性を渋滞させないことです。
個性が活きる職場ならば、イキイキと働けることになりますよね。
例えば
イメージは車の渋滞中と同じです。渋滞中ってイライラしませんか?
これって、自分ではどうにもできない事象に巻き込まれてしまってるからなんです。
これが職場で起きてしまってるんです。
ではなぜ、渋滞が起こっているのでしょうか?
運転時の渋滞の原因を思い返してみてください。
道の先で事故・事件が起きていた。
この可能性が考えれると思います。
なんと!職場でも事故が気付かぬうちに起きてしまってるんです。
例えば、上記の辞める理由
1.やる気がでない
(自分は悪くないのに)働き方がわからないからどうしていいかわからない。
2.時給が安い
(自分は悪くないのに)周りより評価が低い
と、言う見えない思考の事故が起きてしまっているんです。
まとめ役の店長はそれの解決に当たることが必須業務です。
人それぞれの思考の事故を整理する。
解決できれば渋滞は起きないので、仕事に前向きになれ、結果的に環境が良くなる。
整理・解決できれば下向きではなくなるので、あとは、ベクトル(向いてる向き)をそろえるって事です。
4.シフトを入れてもらえない
ここはそんなに難しいことではありません。
相手との意思疎通不足です。
なぜシフトを削ったのか、入れなかったのかを伝え、どうすれば勤務してもらえるようになるか話し合い、意識を共有できれば、変わります。
6.学業が忙しい 7.プライベートを優先したい
ここに至っては、もはやアルバイトをする時間帯であったり、個人のライフスタイルに合わない問題になるので、できることは限りなく少なく、提案することが限界だと思います。
学業が忙し方には
- 働ける時間帯を提案
- 働けるようになるまで休業を提案
プライベートを優先したい方には
- そのプライベートを充実させるために期間を決めて重点的に働き、お金を貯める提案
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続けていきたくなる職場とは?
そのためには、上記のように一つ一つ問題を解決していく必要があるのは、ここまででお分かりいただけた事だと思います。
あなたも人であなた自身の個性があり、アルバイトもまたしかりです。
その集団(職場)は大きな船であり、船長であるあなたが行く先を決め舵を取らなければ結果は変わりません。
その個性をまとめ上げれたのならば、環境が整備できていることですので、続けていける職場になります。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
余談にはなりますが、あのソフトバンクグループの孫 正義さんも学んだといわれる孫氏の兵法での一節を覚えておいてください。
相手を知らなければ対策のしようがない。って事ですね。
アルバイトのやる気をあげる方法
それは前述した取り組みを行い、仕事での時間の価値を与え、正当な評価をすればできます。
さらにあなたが明るくハツラツとメリハリをつけた姿で働けているなら、それは近いうちに実現する未来になると断言します!
簡潔にまとめてみると以下の方法になります。
- 提案と提示をおこなう。
- 行動に対しての賞賛と感謝を伝える。
- 自分の働く姿で、アルバイトに働くイメージをつかんでもらう。
- 集団の意識を共有して向きをそろえる。
コツは「とにかくめんどくさがらずにチャレンジする!楽な道はないと思うべき」とこです。
メリットとデメリットがわかれば実践するモチベーションにもつながるので、僕自身の体験をもとにまとめました。
メリットとデメリット
メリット
- 退職率は激減
- 相乗効果が期待できる(売上が自然と上がりました)
- スタッフ問題に悩まされる事が減る(簡単にはなくなりませんがwww)
- 新人の育つスピードがあがりました(いい環境に組み込まれるので当然の結果)
- 仕事の幅が広がった(僕の業務も手伝ってくれるようになりました)
- 能動的に動くようになりました(全員がレギュラースタッフレベルに)
デメリット
- カタチができるまでに時間がかかった(約1年)
- 退職者がでた(もともと自己都合のみのスタッフには効果なかったです)
とまぁ、こんな感じでした。
デメリットにあげた時間ですが、全体の完成形に至るまでの時間ですので、部分的には行動してすぐに変わっていきました。
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さいごに
僕個人の感想になりますが、求める結果に至るまでは、楽ではなかったです。
ですが、日に日に部分ごとですが、改善されていき、苦ではなかったです。
むしろ、喜びが増えていき、相乗効果を得られ、店長の任務とも言える売上UPも難なくクリアしました。
僕はここで、気づけました。
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