- ほかの店は無料?有料?
- 原価はどのくらい?
- ぶっちゃけレシピを知りたい
こんな事は思った事が一度はあるのではないでしょうか?
さらに、作り手側が悩むメニューもご紹介したいと思います。
この記事を書いた人
飲食店で仕事をしていると、まかない付きの職場は多いですね。
まかないがおいしいから働き続けている!って、アルバイトさんもいるぐらいです。
働いて、ご飯がついてくる!飲食店の特権待遇と思える「まかない」について、掘り下げていこうと思います。
何にせよ、アルバイトにとって「まかない」はありがたいものです。
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まかないとは

賄い料理は、飲食店において客に出すのではなく、従業員の食事用に作られる料理。単に「賄い」と呼ばれることも多い。修行中の若い料理人に作らせることが多い。
出典:ウィキペディア
「従業員だけが食べれる特別メニュー」こう聞くと、まかないの価値は高いですね。同じくして、求められる期待感の重圧もあるかと思います。
世間を見てみると、まかないは代金を徴収するお店とそうでないお店にわかれます。
どのような思惑があるか考えてみました。
☑無料
- 従業員満足度をあげて、仕事内容へコンバージョンさせる
- 調理スタッフの練習としてつくるから
- 働いてくれた事にたいしての報酬として提供
☑有料
- 業績への負担を減らし、業績があるならば賃金を上げる資本にできる
- 有料級の商品をまかない提供するわけだから、徴収している
- 有料だけども従業員価格で安く提供し、原価がお店にかからないようにしたい
無料提供はそもそも税務上の問題になるので、実際はNGなんです!
税務上では、賃金は課税対象になりますが、まかないは現物支給にあたり課税対象からにはずれ税金がかかりません。そのため脱税している状態になりえます。
国税庁で調べてみると
①役員や使用人が食事の価額の半分以上を負担していること。
②次の金額が1か月当たり3,500円(消費税及び地方消費税の額を除きます。)以下であること。
とあります。タダで提供すると現物支給と見なされてしまいますので注意が必要です。
詳しくはこちら→ 国税庁-食事を支給したとき
まかないの有料化


ですが、スタッフにとってまかない制度は仕事選びでの重要POINTとしても考えられています。
これまでに幾度となくアルバイト募集を行ってきましたが、「まかない有り」や「まかない付き」と待遇にあげているところがほとんどです。
まかないは労働者にとって、働いた対価の賃金とは別の、飲食店におけるメリットとしてとらえられています。
税務上の問題については、多くの労働者は知らない情報になるので、キチンと説明をしたうえで対応しましょう。
僕はぶっちゃけ「無料派」です!
悪いことするやついるから、こんなしょーもない制度があるねん思てます。
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まかないの原価

納税問題で1か月当たり3500円以下でなければなりませんので、一食当たり100円程度が上限で考えるべきです。
もっと豪華に!支払額が高くてもいい!と考えの方もおられるかもしれませんが、厚生労働大臣が定める現物給与には限度額があり標準報酬月額内でおさめなけらばなりません。
詳しくはこちら→日本年金機構 令和3年4月から現物給与の価額が改正PDF
まかないの提供と作り方

- お店のメニュー内の商品からえらんでもらう
- まかないとして食材から1から作る
主に上記の2パターンになるかと思います。
お店のメニュー内の商品からえらんでもらう
- 一律でまかない額を設定する
- 価格の50%で提供する
まかないとして食材から1から作る
設定原価いないで調理する。
食材の端材などのロスをまかないの原価として考えれれば案外低く調理できたりします。
まかないのアイデア
☑主食の米料理
- オムライス
- チャーハン
- リゾット
- ぞうすい
- ピラフ
- そばめし
☑おかずになる食材が少ないとき
- 味付けを濃くする
- ごはんと混ぜて作る(そばめしのイメージ)
- 具のあるスープ系
☑ダイエットメニュー
- 豆腐料理
- 春雨料理
- ささみや胸肉などを使用した料理
今後、各レシピを記事にして、リンク貼っていきますね。今はごめんなさい。コロナ禍で休業中なもんで…
最後に

僕は、まかないは飲食店で働く醍醐味だと思っています。
ただ、税務上の問題になり、お店のみならずスタッフ自身にもメスが入るやも知れません。
従業員を守るのも立派な職務ですので、税金のことも覚えておいて損はないでしょう。
まかないは大切です!
- 商品の味見ができて、商品説明ができるようになったり
- 頑張って働いたアルバイトに、その日のうちに感謝を形にできる
- 「おもてなし」の心を表現するきっかけにもなる→従業員の成長
胃袋をつかめ!とよく師匠にいわれました。。。今になって意味がわかります。
この記事があなたにとって活きた情報になれば幸いです。
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