POSレジとは?初心者でもわかる飲食店のレジ設備

POSレジとは
  • POSレジで何ができるの?
  • POSレジって必要?
  • 導入するメリット・デメリットが知りたい

レジシステムの導入は、費用や必要性で多くの方が悩まれています。

わたし

もちろん、会計処理だけが目的の場合は、通常のレジでも問題はありません。ですが、経営における時間効率を考えると、導入すべきです。

日々の業務管理を効率化し、売上向上に直結するツールがPOSレジ。

飲食店のPOSレジとは、効率的な業務管理を可能にし、売上や在庫の一元管理を実現する強力なツールです。

このレジの導入によって、店舗運営における見えにくい部分を明らかにし、更なるビジネスの成長を実現できます。

飲食店の経営において必須とも言えるPOSレジの全貌について、この記事で詳しく解説します。

販売情報をスムーズに経営に活かせるPOSレジは、できるだけ早くから導入するべきです。

この記事を書いた人

  • サイト運営者
  • 飲食店経営アドバイザー
  • 現職:エリアマネージャー&料理長&経理担当
  • 2,000人以上の教え子をもつ親玉てきな奴です

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名前
  • サイト運営者
  • 小規模飲食店経営アドバイザー
  • 20年の飲食業歴
  • 現職:エリアマネージャー&料理長&経理責任者
  • 2,000人以上の教え子をもつ親玉てきな奴です

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目次

POSレジとは?|基本のコンセプト

わたし

POSレジとは、Point of Sale(販売時点情報管理)の略で、販売場所での商品やサービスの取引を記録するためのシステムを指します。

販売された商品の情報をリアルタイムで収集し、分析するのが「POSレジシステム」です。

伝統的なレジ(カシャカシャと音を立てる大きな機械を想像してください)の進化版とも言えます。

しかし、POSレジはただの「レジ」を超えています。

面倒な日々の売れ行きが数値化され、一目でわかるグラフでも見ることができます。

様々な機能により、経営のサポートを実現してくれます。

それは店舗運営における強力なツールです。

POSレジの種類

タブレット端末でアプリでシステムを使用するレジ

導入も安価で、POSレジの主流になりつつあるのがタブレット型になります。
他のPOSレジよりもコンパクトなため、持ち運びも容易でレジの場所を選びません。
手厚いサポート体制なのも利用者数が多い要因。
わたし

飲食店では、主流なタブレット型のPOSレジが最良です。
アプリも日々アップデートされ、進化していく点もGOOD!

タイプ別POSレジ比較

スクロールできます
商品特徴価格評価

タブレット型
サポート体制は充実
直感的な操作性
法整備にも更新で対応
0~50万程度
[0~1万程度のサブスク費用]


ターミナル型
サポート体制は充実
小売店には最良
操作に慣れが必要
50~150万程度
[0~数万程度の保守費用]


パソコン型
使い慣れたPCで便利
維持費が安価
サポート体制がなくなる未来
0~50万程度
[0~1万程度のサブスク費用]

各製品の比較

費用(導入費・維持費)が選ぶ際の重要ポイントですが、小売販売店ならばターミナル型POSレジ、飲食店ならばタブレット型POSレジが最適解です。

わたし

導入のしやすいタブレット型が小規模な飲食店には尚更おすすめです。

飲食店向けPOSレジの特徴・機能

わたし

POSレジは飲食店における業務効率化を図る強力なツールです。

その機能は多岐にわたり、売上管理から在庫管理、顧客管理まで、販売情報をもとに飲食店経営に不可欠な業務を効率的にこなすためのサポートを提供しています。

また、データ分析機能により、経営の見直しや進展を促進します。

だからこそ、つねに血の通った経営ができ、業績向上につながります。

販売情報画像
スマレジ販売情報画像

販売情報とは

  • [商品]なにが
  • [時間]いつ
  • [価格]いくらで
  • [数量]いくつ

飲食店向けのPOSレジは、飲食店の業態や運営スタイルに合わせて特化した機能を持っています。

「業績が悪化」「伸び悩み」などの対処には、売れ方の分析が必要不可欠。

データの洗い出しや数値化には、多くの時間がかかります。

肌感のあいまいなデータではない現実の数値で把握することにより、顧客とのズレを洗い出せます。

POSレジでは日々データが集積、データ化がそのたびに更新され、多くの工程を飛ばして行動をおこせます。

POSレジの基本的な機能

機能詳細
販売の記録顧客の注文を効率よく管理し、混乱を避ける。注文の追跡と管理がスムーズになる。
在庫管理商品の在庫をリアルタイムで追跡し、商品が売れるたびに自動的に在庫を更新。
新たな注文が必要なときに通知する。
レポーティングと分析売上、人気メニュー、ピーク時間などのデータを収集し、レポートを作成する。
店舗のパフォーマンスを理解し、改善策を立てるのに役立つ。
会計と決済処理複数の決済方法(現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、モバイル決済など)を処理し、顧客にとって支払いが簡単になる。
顧客管理顧客情報の収集と管理を行い、リピート顧客への特別オファー提供やマーケティングキャンペーンを効果的に行う。
ECサイト連動実店舗とECサイトのデータを連動させ、在庫管理や商品の受発注が容易になります。

注文管理、在庫管理、顧客データ管理など、店舗運営に必要な情報を一元管理できます。

飲食店において、POSレジは店舗運営を円滑に進めるために必須のツールです。

わたし

これらの機能により、経営者やスタッフは業務効率化を図ることができます。

POSレジ導入によるのデメリット

  • 初期費用
  • 操作の学習
  • 通信障害への対応

POSレジの導入は、ビジネスを効率化し運営をスムーズにする一方で、上記の課題も持っています。

わたし

多機能なPOSレジですが、デメリットも存在します。

初期費用や月額料金がかかる

一般的なPOSシステムの場合、初期費用だけで50〜100万円ほどかかることがあります。

さらに、プランによっては月額料金も必要になることがあります。

しかし、ビジネスのニーズに応じて最適なプランを選べば、経済的負担は軽減されます

わたし

必要な機能だけを選択し、シンプルなプランを選べばコストを抑えることが可能です。
のようなタブレット型ならば、比較的安価で導入できます。

使い方を覚える必要がある

店舗数が多い場合、現場スタッフがPOSレジを使いこなせるように研修や教育が必要になることがあります。

だからと言って、この挑戦は無視できません。

適切な教育を提供することで、全員がシステムを効果的に活用し、業務の効率化を実現できます。

ですが、日々、進化するPOSレジ。

タブレット型のPOSレジでは、日々アップデートを繰り返し、より直感的なシンプルな操作を可能とする画面となっています。

その結果、教育の幅はどんどん縮小していっています。

わたし

店舗に合わせて必要な機能を絞り、使いやすさを優先した選択をすれば、大がかりな教育は不要です。

停電時やオフライン時には使えない

POSレジはオンラインベースで動作するため、停電や通信障害が発生すると使用できないというデメリットもあります。

オフライン状態では、機能が制限され会計や発注作業がストップしてしまう場合があります。

しかし、事前に適切な対策を講じておけば、これらの問題も克服できます。

たとえば、事前に手動での作業手順を準備するなどの予備策を立てておくことで、この問題を緩和することができます。

わたし

不測の事態を想定し、事前にマニュアルを用意すれば、このような問題を乗り切ることができます。

全体として、これらのデメリットは導入の初期段階で適切に対処すれば、その機能と利便性を最大限に活用することが可能となります。

POSレジ導入のメリット

POSレジの導入は、ビジネスを一段階進化させることができます。

業務効率化だけでなく、売上データ分析を容易にするという大きなメリットがあります。

売上データを的確に分析することで、店舗の強みや課題を明確に把握することが可能となり、経営改善につながります。

効率的な業務運営がPOSレジ導入によって可能になります。

手動での作業ミスを減らすだけでなく、経営判断に必要なデータをリアルタイムで取得できるため、ビジネスにおける迅速な意思決定を幅広くサポートしてくれます。

1.会計をスピーディーに|会計業務の効率化

POSレジは、事前に登録した商品を画面上で選択したり、バーコードをスキャンするだけだけで自動的に会計にうつれます。

また、クポーンでの割引・値引きも簡単です。

様々な決済方法も利用可能なためり、レジ作業が大幅に効率化され、顧客の待ち時間を短縮できます。

わたし

同時に、会計時にかかるスタッフの対応時間も短縮できます。

2.人件費を削減できる|レジ作業が減るだけで時間を有効活用

  • 売り切れ時の対応
  • レジ会計の対応…などなど

スタッフの力量はそれぞれ違います。それぞれの力量頼みになってはいませんか?

多忙な業務の飲食店スタッフは、一つ一つの人手を必要とする作業が多いため、時間がかかりがち。

その結果、削減できる雇用をつくっている可能性があります。

POSレジの自動化で作業やスタッフの負担をよりスピーディーにできます。

その結果、人件費を削減することが可能になります。

わたし

POSレジの自動化機能により、人手を必要とする作業が減少します。

3.レジの打ち間違い防止や不正の抑止

POSレジは自動計算機能を持っているため、画面上でのシンプルな選択やスキャンで対応するため、人間の手による計算ミスを防止することができます。

また、リアルタイムで売上データを記録するため、在高点検時に釣り銭金額に差異が発生している場合、原因の特定あるいは推定が可能です。

それでも、ボタンの選択ミスがでる可能性はありませんか?

わたし

もちろん可能性はあります。
ですが、ボタンの配置や画面上での色分けなど、圧倒的にミスを防止する策がとれます。

4.売れ筋商品を把握できる

POSレジは、販売データをリアルタイムで収集し、分析することができます。

これにより、売れ筋商品や売れ行きの悪い商品を把握し、在庫管理や商品の発注を最適化することができます。

わたし

経営にダイレクトに反映できる商品の分析(ABC分析など)が簡単にできるのは、本当にありがたい機能です。

5.複数店舗の情報を一元管理できる

POSレジは、複数の店舗の売上データを網羅してシステム一つで管理することが可能。

これにより、各店舗の売上状況を比較分析したり、全店舗の在庫状況を一覧で確認することができます。

閉店業務がスピーディーに|作業時間の短縮

レジ締め作業はレジ金の過不足の確認だけに!

売上データが集積されていくので、商品の売れ行きや会計種別の仕分けは不要です。

また、複数店舗を運営しているのであれば、本部への報告業務も自動化できます。

豊富なオプションサービスがある

POSレジは、オプションとして予約管理機能やオンライン注文機能などを追加することができます。

卓上に設置したタブレットやお客様のスマホを利用したオーダーエントリーシステムを導入すると、混雑時に呼び止められる時間も短縮されます。

そのため、お客様の待ち時間の解消やスタッフの生産性の向上が望めます。

経営者はオプションにより、店舗のサービスを拡張し、顧客満足度を向上させることができます。

まとめ

POSレジは、販売情報を集積するシステムを搭載したレジです。

今回飲食店向けの特徴、導入のメリットについて説明しました。

POSレジは飲食店運営において重要なツールで、業務効率化や意思決定の高速化に貢献します。

業務の効率化に必要な、販売情報から分析を容易に行うことができるうえに、会計業務や勤怠管理にいたるまで経営のサポートをするハイパーレジです。

タブレット型POSレジが多くの店舗に選ばれ、ユーザー数をのばしています。

タブレット型POSを販売する大手企業

わたし

わたしの運営するお店では、USENが販売する[UレジFOOD]を利用しています。
(※USENに過去に取材をうけました。その時の記事はこちら→飲食店専用POSレジ:UレジFOOD

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